松本酒造蔵元見学記念
2月26日(日)は京都・伏見の「松本酒造」を訪れました。
高速を降りてすぐ、伏見の玄関口と言える場所に、文化財にも指定された
大正に建てられた木造2階建てと明治時代の煉瓦造りの煙突が目に飛び込んできます。
明治時代の煉瓦作りのホールで松本社長のお話しを聞きながら、
建物、庭園、蔵、道具などなどすべてが酒造りにかかわっていて
文化や伝統がお酒を造るってこういうことなんだなぁと感銘を受けました。
4種類の守破離を試飲させて頂き、同じお米、同じ精米歩合で
こんなにも味わいが違うことにみんな驚き、興奮していました。
今回はその感動をした4種類のお酒をご紹介いたします。
特に「SAIDO1290」は東条秋津地区の西戸1290番地の2015年産山田錦を
2016年2月4日に仕込んだ、最上級の山田錦にしか出せない旨味をお楽しみください♪
※価格はすべて税抜きです。
『守破離』(しゅはり)とは・・・
「守」=澤屋まつもとの伝統を守ること
「破」=守を破り、他で学んだことを実践すること。
「離」=守と破を大切に、そこから離れて新境地を造る事。
もともとは茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方や、その道を極める精神を表した言葉です。
松本日出彦杜氏は、実家である松本酒造に戻り、自らの蔵の伝統を守る酒造りを行う一方、「醸し人九平次」の萬乗醸造で学んだ、これまでの「澤屋まつもと」にはない酒造りに挑戦。彼にしか造れないお酒となりました。